燃える雑記置き場
随分とブログから遠ざかっておりまして、閉鎖も念頭に入れてはいますが…いくつかのメモは残しておきたいところなので、もうしばらくお目見汚しを。
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コメントにも書いたが、今年静岡のドングリは凶作のようだ。
P18×P19の交雑家系において、600個近い雌花を実験に用いたのだが、得られたドングリは60個足らず。
大きさもまばらです。

DVC00002.jpg

以前、同じ個体で人工交雑を行った時は、およそ40%の堅果生存率を得ることができているのに…(2001 加藤)

豊作の年、凶作の年によって、様々な違いがあるのだろうが…
 
一方で、今年の交配からも言えることがいくつか。

1. 無受粉および、Selfの交配処理を施した雌花も、7月の中旬までは落下せずに成長する。
(下の図で言うところの、ピンクの楕円で示した部位)
つまり、それまでの初期落下は、受精の成功とは関係なく行われる?

2. 最終的な堅果生存率は、他家受粉の割合によって変わる。
(赤の楕円で示した部位)
面白いように、Self50%→90%→99%→100%になるにつれ、堅果生存率が下がっている。



いや~、ホント面白い話がいっぱいできそうですよ。
遺伝解析の前にも、書きたい内容がいっぱいや!!


【引用】

加藤珠理, 向井譲 2001「コナラの人工交配が堅果生産に及ぼす影響」第112回日本林学会大会 学術講演集665

 
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コメント
この記事へのコメント
えー、難しい話はぜんっぜんわかりませんが、要は私が行った森も、凶作の年であった可能性もあるという話ですね。

なぜ、揃いも揃って不作なんでしょ?同じ静岡でも、遠く離れたところで片っ端から不作ってコト、あります?
2005/10/12
(水) 00:36:26 | URL | gurefuru8 #-[ 編集]
>gurefuru8さん
そうですね~。
一方で、チョコさんは「いっぱい落ちてます」とおっしゃっていますので、ほんと場所によりけりなんでしょうね。
また、個体ごとに豊凶が来るのか、林分ごとに来るのか、どちらなんでしょうね~。林分で豊凶が揃うのだったら、その同調には何らかの適応的な意義があるはず!!
森の中は不思議(魅力)だらけです。
2005/10/12
(水) 01:05:17 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
v-254同じコナラでこんなに大小があるとすれば、森の生き物たちには重大な関わりがありますね。今までは、ちっとも関心がありませんでしたが、熊だってリスだって、生きているんですよね。
2005/10/12
(水) 12:47:50 | URL | kazuyoo60 #-[ 編集]
影響は大きいらしい?
ブナの豊凶と、クマの繁殖の成功とには、強い関係があるらしいです。
聞いた話なので、詳しくは分かりませんが…
あ、豊凶と、実生の生存率も調べてみたいな~。今年は林床に、かなりの芽生えが見受けられたけど、さて、来年はどうなるのかな?
2005/10/13
(木) 02:41:08 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
わり~
明日朝一で見てくるよ。
2005/10/13
(木) 20:55:20 | URL | Tappy #-[ 編集]
こんばんは。
 京都市街のマテバシイは、まあまあ豊作ですよ。アベマキはそろそろ落ち始めました。アラカシは、いつも元気で豊作な氣がしますが・・・?
 伐られてしまった・・・(泣。悲しい。)シリブカガシは、隔年結果の傾向が強かった。
 コナラが不作なら、他のドングリが豊作で、動物達の食糧は安泰・・・ということには、ならないのでしょうか?
 
2005/10/14
(金) 02:29:08 | URL | 桜沢 せおり #-[ 編集]
場所場所で豊凶
同じ樹種でも、所変われば…
静岡は不作かな~と思えば、他ではそうでもなかったり。岐阜はそこそこ堅果付いていますし。金沢も不作ではないらしいです。
もちろん、他のドングリの木の豊凶も違いますしね。

一方、同じ樹種が、広い範囲にわたり、豊凶が一致するという現象もあります。日本海側のブナ林は今年、何処も豊作らしいです。
また、さらに、森全体だったり、いくつかの樹種の豊凶が一致すると言う現象も見られます。その際たるものが、熱帯林における一斉開花ですね。

それらがなぜ樹種を越えて起こるのか?風媒でなく、虫媒の樹種でも起こるんですよね、これが。
まったくもって面白いですよね。
2005/10/14
(金) 22:29:32 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
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