燃える雑記置き場
随分とブログから遠ざかっておりまして、閉鎖も念頭に入れてはいますが…いくつかのメモは残しておきたいところなので、もうしばらくお目見汚しを。
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私は行っていませんが…

シンポジウム
「遺伝子組み換え植物の開放系研究と開放系利用:科学者は合意形成に向けてどう対処すべきか?」
について

オーガナイザーである九州大学の矢原先生の、先日の日記より

「遺伝子組み換え作物」は、決して怪物ではない。適切に利用すれば、私たちの生活に大きな恩恵をもたらし得る「果実」なのである。

私は、環境に対する負荷を下げるうえでは、食糧自給率を向上させることが重要であり、そして食糧自給率を向上させる方策のひとつとして、たとえば除草剤抵抗性遺伝子を組み込んだGMダイズの栽培は、有力な選択肢であると考えている。


とあった。
リンゴだね~。例えば、レオレオーニの「うさぎたちのにわ」のリンゴ。

でも、除草剤耐性の作物の栽培は、より多くまたは強力な農薬の使用を許すものとなるのでは? GMによる健康被害ではなく、このような栽培環境が変わることによる影響の方が、はるかに恐ろしい。ヨーロッパ、EUにおけるGMOの環境リスク評価には、
「組み換え体に使われる特有な栽培管理法や収穫法により、短期的・長期的な環境インパクトが生じる可能性があるか?」
という項目があります。
この間接的な影響評価の項目は、GM自体の影響と肩を並べるくらい、かなり重要なのでは!と思っているのですが…

そこで、

除草剤抵抗性遺伝子を組み込んだGMOの使用には、未だ疑問を感じています。GMO自体のリスク評価のみではなく、それによる栽培環境の変化を含んだ生態系へのリスクが、現在の法では評価出来ずにいる?

と、コメントしたところ、御返事いただけました。
印象的だったのは、

日本の農業をどのような方向で進めるかという問題に帰着します。

という、最後の一文。

後日の日記の中で、行動指針として3点挙げられているが、その3番目の項目ですな!!

食糧自給率を高め、日本の農業を守ることが、食の安全確保だけでなく、環境保全上も重要であることについて、理解をひろげる

GMの話も、日本の農業の今後に行き着くわけですか!!参りましたね~。
より消費者、一般の方が、このことについて意識を高めなければならない時代になっている。
例えばekoさんのブログ、そして矢原先生のY日記、また農家さんが綴られてる日記などが今日多く存在し、こうしたブログの存在が、少しでも食、農について考える接点にならないかな?ブログに大きな期待をしてもいいのかな?と思う今日この頃です。
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コメント
この記事へのコメント
というのは、
科学者、生産者、消費者のGM植物に対する合意形成に関することだ。
日本人はまあ世界の中では裕福な民族だ。
その中の合意形成で得られるものは、
消費者がより美味しく、より安全にな食食品を食べられるかどうか、というところにいきつくのではないかと思う。
一方で、これが第3世界の(死後か?)民族も含めると、
より安い買い物ができ、一方で、より大量に生産できるか、という意味合いが強くなってくるはずだ。

それは、各国から出される論文を見れば明らかで、例えばアメリカEU日本の場合、除草剤耐性植物というのも作っていはいるが、ゴールデンライスとか新たに美味しさの面や栄養素の面で付加価値のつけたGM体を作っている報告が多数見受けられる。一方で、中国などは、除草剤農薬耐性GMを作っている論文誌しか、今のところ見たことはない。

そして一番残念なことは、環境負荷や生態系へのリスクというのは、もっとも余裕のある国でしかしっかりと考えられないことだ。また、我々の世界ではそのような考えを他国に強要することは許されていない。

強引に強要しようとしても、第3世界の国土をぼろぼろにしてきた先進国の意見を聞く国はいないだろう。
2005/09/26
(月) 22:19:53 | URL | ささみのタタキ #-[ 編集]
非常に学者先生らしいコメントですね。

GMを日本農業の将来や食の安全や環境保全までにつなげていただいたことはうれしい限りです。

ただ、一般人の私としましては現時点でGMを手放しで容認することには抵抗があります。
クローンにおいてもしかりですが、神の領域におろかな人間が踏み込んでいいのかという疑問につきあたります。
すでに両方とも研究段階ではなく人間社会に広がりつつありますが、取り返しのつかないことにならなければいいが・・・と不安になります。
2005/09/26
(月) 22:22:39 | URL | くんちゃん #-[ 編集]
上のコメント タイトルが抜けていました
このような問題を考えるとき 対象は日本から始まってよいのか?

↑これです
2005/09/26
(月) 22:22:43 | URL | ささみのタタキ #-[ 編集]
>ささみのタタキさん
GM使用に関しては、世界的な視野が必要でしょう。農薬の使用に関しても未だ格差は開いたままですが…
誰のためのGMかですよね。余裕のある国なら、消費者の安全性や環境への配慮を伴うことが出来ますが。一方で、メーカー主体の商品開発であったりすれば、目的はまた変わってきます。
第三世界の国にとっては、自立のタネになることかも知れませんが。結局は先進国の技術商売に踊らされているような。
せめて自国だけでもアメリカの搾取の対象にならないようにと考えた場合、自給率のアップは必須。

ではどう進めるべきかですが、それに対して、科学者だけで話してもしょうがないということですよね。もちろん政治家が加われとは言いませんが。せめて消費者は知るべきなのでは?(他国の現状も)自分は無関係などと言うのは無責任です。個人から始めるというセリフは大嫌いですが、そうしむける教育なり社会が今後必要とは思うのですが。
(ド素人意見)
2005/09/26
(月) 23:48:02 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
>くんちゃんさん
「畏れ」って、重要だと私は思っています。
それは自然に対するものであったり、そういった技術開発にともなう領域であったり。
この記事の分中に記した「うさぎたちのにわ」におけるリンゴを、そのようなものと私は置き換え、引用しました。
よかったら、この絵本を探して読んでみてください。
一つ付け加えるなら、そのリンゴを食べてしまう前に、出来る限りジタバタする必要はあるのでは?と思っています。
2005/09/26
(月) 23:56:21 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
リンゴが蛇でないために 科学者の努力編
我々科学者はシステムバイオロジー(システム生物学)を最近手に入れ、生物を丸ごと理解しようとする研究が始まりました。
この考え方により、生物は神が作った全く未知のシステムの集合体ではなく、ものすごく複雑で高等ではあるけれども何らかの法則原理がある一連システムであることが分かりつつあります。
重要なのは、生物は何らかの原理法則によって成り立っていることです。
非常に難しいけれども、法則原理である限り我々はそれを考えることができ、なんとかして解を出すことができます。それがたとえ極一部だとしても。

我々は、どうしても分からないこと理解できないことを神の領域と呼ぶことで片付けてしまいがちですが、実はそんなはことはないと私は心に思っています。




2005/09/27
(火) 00:35:02 | URL | ささみのタタキ #-[ 編集]
おしい!
「うさぎたちのにわ」の中で、2匹の兎は老兎から「リンゴは絶対に食べてはならん」と言い聞かされています。
で、いつもはニンジンを食べているわけだが、老兎の留守中のあるとき、そのニンジンが全くなくなってしますのです。必死でニンジンを探し、腹ペコでどうしようもなくなったとき、木にぶら下がっているニンジンを発見!!と思ったら、それがあのへんてこな色したヘビのしっぽだったんです。
で、ヘビが「何すんだよ!?」と聞くと、「かくかくしかじか」。なんでリンゴ食べないの?って、そんなお話です。リンゴを食べた2匹は幸せに暮らしたんだとさ。
リンゴは古い慣習との決別?みなさんはどう捉えます?

ちなみに、私にとって「根源にある何らかの原理法則」が神の一つです。これは燃海教の教えです(笑)
2005/09/27
(火) 00:49:55 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
うーむ 
私にとっては
どのようにして電子、中性子、陽子が生み出されたのか?物質の最小単位がどのようにして創造されたかが神の領域です
2005/09/27
(火) 11:53:46 | URL | ささみのタタキ #-[ 編集]
宇宙を意図(デザイン)したのは誰か?
http://www.bk1.co.jp/product/1220554
それは、人の好奇心と探求によって。

クォークや反クォークの世界も、現在デザイン化されつつありますね。
2005/09/27
(火) 14:14:09 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
紹介してくれるのはいいけれど
現在取り扱いできませんって書いてありますよ
2005/09/27
(火) 14:19:55 | URL | おいおい! #-[ 編集]
しょうがない!(言い訳)
アマゾンよりも紹介が多少なりとも載っていたので、そっちにリンク張ってみましたが… 購入希望ならamazonや生協を利用してやってくださいな。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569549373/249-9046348-0988351
2005/09/27
(火) 14:22:42 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
神の領域
研究室の中では立ち止まることはできないのでしょうね。
30年前、私が農学部の学生だった時と同じように。

研究は、研究のためや学会のためや自己の達成感のためだけでなく、人の普通の生活のためにもあるべきだと思います。
広い宇宙の中の小さな地球の上で、おろかな自分を自覚し、自然の力を甘んじて受け入れる心は誰にも必要だと思います。
2005/09/27
(火) 20:45:30 | URL | くんちゃん #-[ 編集]
生活に役立つ研究…そう思ってみなさん研究されていると思ういますよ。GM開発の方も。私も研究助成金を申請するに当たり、どれほどこの研究が貢献できるかを熱弁しなければなりません。
ただ、技術を環境に下ろす際、神の領域までのシステムを理解していないと、とんでもないしっぺ返しを受ける可能性がある。そのことに関しては慎重に、畏れといったものを持って研究を進めるべきですかね。
2005/09/28
(水) 19:52:37 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
むむむ
科学が社会にプラスの方向で貢献し続けるには、科学者が同時に哲学者と教育者を兼ねることが重要ではないか?科学者は宗教家であってはならないと思う。そしてそのスタンスを一般の方にどう理解してもらうか。永遠の命題ですな。しかし、狩野先生は言ってましたよ、『わからないことは全て神のみぞ知る領域と言葉をかえればいいだけの話だ』と。この言葉の意味、みなさんはどう理解されますか?問題ふっかけるだけふっかけて明日からまた山です。じゃね。
2005/09/29
(木) 17:16:43 | URL | Tappy #-[ 編集]
ぬぬぬ
あら、つい先日やっと帰ってきたかと思ったら、また出発ですか!? でも、そろそろ苗場も閉幕ですね。

難しい。
>科学者は宗教家であってはならない
サイエンスから得られた経典を一般の人に広めるのも、また科学者の仕事?
私は科学と言う絶対神を信じてます、なんて人もいますし。宗教家との違いってまさに紙一重? いや、違いなんて無いのかも?

「神のみぞ知る」ですか… 「科学的には証明されていない」と言うよりは、一般的な表現かもしれませんが。
2005/09/29
(木) 20:11:15 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
ふふふ
閉幕前の悪あがきですよ。
>私は科学と言う絶対神を信じてます、なんて人もいますし。宗教家との違いってまさに紙一重? いや、違いなんて無いのかも?
だからこそ私は宗教家であってはならないと思うのですよ。サイエンティストがマッドサイエンティストにならないために。紙一重では困る、のが一般市民でしょ。サイエンティストもまた一般市民の中で生きる構成員の一員であることを思えば・・・。
2005/09/29
(木) 22:41:36 | URL | Tappy #-[ 編集]
んんん
そうですかね~。
やはりサイエンスも宗教(教え)と同じだと思います。敢えてこの意見を通します。

ただ、科学者はその信者であって、けっして宗教屋さんではない。あ、でも、時には宣教師であって(教えを広めるのが仕事)、またお金も集めてこないといけないと言ったら…やっぱり宗教家かも。
つまり、サイエンス教ですね。他の宗教同様に、ここにも一部の過激派組織が存在し、彼らはマッドサイエンティストと呼ばれている。どぉ(^-^)?
哲学者のマントを身に付けていないため、宗教とは何かと答えることは出来ませんが、どちらも生きる道を示すためのツールであると思っています。

と、せっかく議論を盛り上げても、Tappyさん、明日から苗場じゃんっ( ̄□ ̄;)!!
おいっ!
2005/09/30
(金) 02:07:34 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
よよよ
帰ってきたよ。まあ、言葉の綾取りはやめましょう。本質的でないから。研究者としてどのようにあるべきか、たぶん互いの方向性にズレがないことは重々わかってることだから。ただね、サイエンス教の信者か宣教師しかしらんけど、そうなってしまうと全てを科学で考えようとしたり科学的に説明できるフィールドでしかものを語らなくなるから危険でもったいないと思うのよね。だから宗教家みたいであってはならないと思ったし、生理的にあまり好きじゃないだけなんだけどさ。まあ、さしてたいしたことはないさ。われわれが良きサイエンティストであればいいわけで。
2005/10/04
(火) 11:05:29 | URL | Tappy #-[ 編集]
そですね。
でも、"全てを科学で考える"とかだったらまだマシですよ。訳の分からない根拠に従う猛信者(宣教師)なんかより!!
決して、「森はとにかく大切なんですよ~、だから森を守りましょう」と言うセリフを科学者がはくべきではない。科学者だったらね、サイエンスしようよ。
森林科学の分野には、そんな輩がはびこっている気がするのですが。
今後の森林(分野としての)、どうなっていくんだろぉ…
2005/10/04
(火) 18:37:25 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
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発行日:2007.4.2.図案:チューリップ、稲穂、ルレクチエ、   雪割草、アイリス画像をクリックすると、拡大してご覧になれます。・・◆【日本語教師に必要なもの】 開花 世界一のっぽの花、4年ぶりに 東大付属植物園・ 不二製油が日本タンクターミナル、伊藤忠商事と
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