燃える雑記置き場
随分とブログから遠ざかっておりまして、閉鎖も念頭に入れてはいますが…いくつかのメモは残しておきたいところなので、もうしばらくお目見汚しを。
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生態学研究交流会で発表された講演は7題。

DVC10002.jpg

一題ごとの発表時間15分の質疑応答5分、計20分で回しましたが・・・もう少し質疑応答の時間を多くとっても良かったのかもしれない。
もっともっと議論がしたかったというのは欲張りか?
そうなると、時間のほうが…
まぁ、交流がメインと考えるのなら、これぐらいでよかったのかも。

演題一覧
ブナ(Fagus crenata)の花粉を介した遺伝子流動とそれに影響した環境要因. 花岡創.
核マイクロサテライトによって明らかにされた日本海型および太平洋型ブナ林における集団間分化. 平岡宏一.
カラマツ天然林集団における核マイクロサテライト変異. マルディア・ラーマ.
ソメイヨシノを母樹としたサクラ野生種との遺伝子流動に影響する要因. 石川啓明.
絶滅危惧種マメナシにおける遺伝的構造の解明. 今井淳.
分子生態学的手法を用いたササのクローン構造と生活史特性の解明. 松尾歩.
シデコブシ集団における交配様式構造(mating structure)の研究. 玉木一郎

要旨は、おいおいアップできるといいね。
みんなちゃんと論文にしよう。


花岡君

同じ部屋にいながら、実はちゃんと説明聞くのは初めての内容…
データの詳細なまとめ方、モデルについての説明、時間があったら聞きたかったね。もっとも、共同研究の富田君らが到着する前だから、深くも聞けないが…いや、深く聞いても分からんが…(^^ゞ

まぁ、色々補正しても父性の繁殖成功は空間的に不均一。それを引き起こす要因を示すことができた点では素晴らしい。あ、なんか引っ張ってる個体があるけど…それはなぜ??
などなど、いっぱい質問したかったぁ~(>_<)!!
司会だから遠慮しなきゃってのが、苦手。ww


平岡さん

ストラクチャーのデータをあのように円グラフで示すとは、なかなかいいね。使わせてもらいます!!マメナシとか、サクラとか、おそらくStructure解析が向いているのではと感じていますから。

さてはて、アウトグループをイヌブナで取られていましたが、イヌブナの分布って、どちらかといったら太平洋側ですよね。もちろん、中立なマーカーなんですが…もちろん、ブナとイヌブナとの種間交雑は頻繁ではないと思いますが…日本海型の方が派生的と言い切れるのでしょうか…そこが疑問だった。


マルディア ラーマさん

平岡さんが指摘されるようにそれぞれの分化は強くはないのだが、それでも分けられたクレードが、山脈と一致しなかったことが不思議。高標域に隔離分布するなら、谷越えのほうが難しかろうに。

ま、SSRなので花粉の移動も見れており、それによって遺伝子流動が結構頻繁に起こっているってことか?


石川君

4年やし、実験も始めてまだそこそこなのに、よくやってくれたと思っている。S-RNaseの説明のところはほんと吹き出しそうになったけどね。
あとは、起承転結、この発表で何が言いたいのかというポイントを抑えられるようになれば。それは追々、色んな発表見てか。今回はいい刺激になったのでは?
あと、私の指導不足が露見。

結実指標において、ディスプレイサイズとに相関が見られたが、その他の要因には傾向が見られない。これはほんと面白い結果だと思っている。もちろん、種子の花粉親をしっかりと同定していないせいもあるが、ポリネーターの気まぐれ行動が見え隠れするようで、大変興味深い。今後、ポリネーターの移動も加味したインデックスをうまいこと表現できれば、ほんとDNA解析無しでも面白い話ができると思っている。


今井君

卒論経験してるだけあって、さすがだね。
言葉にトゲがあるのも、うちらにとってみれば、ご愛嬌。

Ne, Arといった指標は算出しておいたほうが良い。発表ではNaだけだった??
場所によっては数個体しかサンプルがないといった場合、やはりStructureを使って、個体ごとを割り振る手法が良いのかもね。あと平岡さんがアドバイスしてくれた、どの集団に割り振られるのかといった解析、必要。またボトルネック、これも指摘されなきゃ見落としている。交流会で意見もらえて、ほんと嬉しいわ。


松尾さん

急遽、それも遅れてしまったにも関わらず、見事な発表でした。ギャグが林学会の使いまわしじゃないっけ?とのつっこみは伏せておこう。
それにしても不思議な現象だね、ササの一斉開花とは。彼らは何で時間を計っている??
二日目に演習林内を散策した際、道沿いの個体がちょこちょこ開花していたのが見られたが…ブナのように、余剰生産のIsagiモデルとは全然ちゃうのかね?

にしても、前日から花岡君から聞いていたが…全幹サンプリングとは、ほんとごくろうなこった。というか、すごい。。。


玉木君

最後、とりを飾っていただきましたが。
なるほど、こんな手法があったか!!
6つの胚珠の父性解析の結果を、平均化せずにうまいこと表現できないかと考えてはいたのだが。もっと詳しく話を聞きたかったが、モデルの部分で富田君とみっちり議論(翌日も)。また今度詳しく聞きたいです。
って、ベイズねぇ。。。Structureで使われてはいるけんさ、なかなか難解だね。

解析果実数を増やし、面白い結果が得られることを期待しています。果実によって全然他殖率が異なる、一度の受粉事象で決まってしまう?みたいな部分を詰めて話ができたらな。


とまぁ、感想などなど、つらつら書いたけど…うん、楽しかったね。
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