燃える雑記置き場
随分とブログから遠ざかっておりまして、閉鎖も念頭に入れてはいますが…いくつかのメモは残しておきたいところなので、もうしばらくお目見汚しを。
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先日の散歩中に撮った写真。

DVC00127_070411.jpg コバノミツバツツジ

長さの異なった雄しべが存在するのが分かっていただけるだろうか?

コバノミツバツツジは一つの花に10本の雄しべを持つ。
この空間的な位置は、長く突き出した2本、その手前に3本が、そして奥まった外側に4本と、再奥に短い1本といった具合に、4つにクラスタリングされる(長束学 2007)。
この位置の違いに着目した彼の研究には、ホント興奮した。

それぞれのクラスターに位置する約から、花粉を全てカウントしたその仕事量もさることながら、示されたデータには感動です。

長束(2007)によれば、空間的位置によって、葯中の花粉の数は大きく異なる。
またこのとき、個体ごとに一つの花が生産する花粉の総量は違うものの、一つの花におけるそれぞれのクラスターの雄しべに含まれる花粉の数の割合は一定だと。

面白いねぇ~。

葯の場所によって花粉の数が異なるというのはどんな意味があるのかと、色々と想像を掻き立てたり。
すぐに思い浮かぶのはポリネーターとの相互作用。蜜を吸いに来たポリネーターのどの位置に花柱が当たるのか? そのとき、雄しべはどこに??
ポリネーターの種類によってそれは異なるだろうし…
それと葯の成熟のタイミングは?
自殖との関わりは??

もう、この花を見るたびに興味津々!!

やっぱ、生態学はそこが楽しい。ww

引用:長束学. コバノミツバツツジにおける葯の空間的位置で異なる花粉数. 2006年度岐阜大学大学院農学研究科修士論文.
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コメント
この記事へのコメント
コバノミツバツツジ 好きです。可愛いですね。雄しべの長さが違うんですか。
科学者ですね。目の付け所が違います。
2007/04/13
(金) 20:03:17 | URL | kazuyoo60 #-[ 編集]
>こちらの記事を紹介させて頂きましたので
>ご連絡させて頂きました。
>紹介記事は
>…

>毎日ニュースさま

紹介いただいた記事が、本記事の内容とリンクしていないように感じましたので、こちらからのリンクは外させていただきました(コメントの削除)。

異論がある場合は、メールにてご意見ください。
2007/04/13
(金) 20:57:52 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
おもしろいですね~。ほんとに植物の戦略というのは、それにしても、よくかぞえましたね。これも、さすがです。

美しい花は中身もしっかりつうことでしょうか。才色兼備。
2007/04/13
(金) 23:03:44 | URL | 畑ペンギン #-[ 編集]
>kazuyoo60さん
ただ綺麗なだけではなく、そこに進化的背景を見ようとする…
科学者目線で贅沢しているんだか、損してるんだか??
不思議って思うことが研究の原動力に…羨ましい。そんな不思議や巧みさが、植物をより美しく魅せているのかな?なんて思うのも、贅沢な考え方かもしれません。
2007/04/14
(土) 18:02:08 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
>畑ペンギンさんへ
同じ個体での違う花、他の個体の花、そして、違う集団の花における葯中の花粉の数もカウントしていて、彼は合計で96万粒ほど数えたと言っていました。
ほんとに大変な仕事です。
それがこうも美しいデータを示したということで、より感動です。
面白いですよねっ!
2007/04/14
(土) 18:06:27 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
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