燃える雑記置き場
随分とブログから遠ざかっておりまして、閉鎖も念頭に入れてはいますが…いくつかのメモは残しておきたいところなので、もうしばらくお目見汚しを。
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寒くなりましたね。
ベランダに置いてあるコナラ実生の鉢もやっと色づいてきました。

DVC00098_Medd.jpg

ま、ベランダに置いてあるってせいか紅葉黄葉が進むのがかなり遅めですがね。

それでも、同じ場所に置いてあるミズナラ(谷川岳標高800m付近産)の実生(2年生?)と比べると、コナラの落葉の進行はかなり遅い。

撮影は先々週ほどだが、下の2枚は同じ時期に撮影されたもの。

DVC00095_061209.jpg DVC00096_061209.jpg
左:コナラ 右:ミズナラ

現在ミズナラは完全に落葉している。

鉢が違うので、環境が同じだとは言えないのですがね。
それでも、フェノロジーに差がこんなにも生じるのは面白い。

ミズナラはコナラよりも寒い地域に分布し、その地域の落葉は早い。山が標高の高い場所から徐々に色づいていくってことですね。

さて、これを同じ環境で生育させたら?
多くの研究も示しているように、高標高産の個体の方が落葉が早い、その生育地の形質を維持するんですね。もちろん順化も起こりますが、黄葉のタイミングと言うものも、遺伝的に固定されているようですね。

ミズナラは、遺伝的にも落葉が早い種ということですな。

懐かしいわ。
卒論の頃の研究を思い出す。
マップ+QTLで候補遺伝子を…ポプラで行われたような実験、コナラ属でも行ってみたい。

それともう一点、面白いのが、実生は成木に比べて落葉が遅いと言うこと。
このような成木と実生のフェノロジーのずれは、開葉においても見られる。
上層木の開葉が始まる前の陽だまりの林床、そこではすでに当年のまた若い実生の開葉が始まっている。

この原因は?
実生の方がその年のパイプをすぐに使用可能だからか?
地上数センチのパイプを繋げる時間と、十数メートル伸ばす時間の差??
もしくは、暖められやすい地際と、樹冠部との環境の差??

原因はわからんが、このずれが実生にとって有利に働いてることは容易に想像付く。

林床が上層木によって被陰される前にせいいっぱい稼ぐ、スプリング・エフェメラルの植物たちのような… そんな適応的な意味があるのかも。

秋の落葉が遅いことも、それと同じ意義が感じられますがね。
一方の原因についてはなかなか思いつかない。

加藤さんのD論、しっかり読んでみるべしかな。
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