燃える雑記置き場
随分とブログから遠ざかっておりまして、閉鎖も念頭に入れてはいますが…いくつかのメモは残しておきたいところなので、もうしばらくお目見汚しを。
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あかん、自分は生態学に関してはシロウトや。

前回も言及したが、専門分野が「森林分子生態学」と銘打ってるだけに、この知識が無いなんてことはナンセンス。

さてはて。
先日、小見山先生に意見いただいた点を修正しつつ。。。
具体的には、堅果の生存のグラフにおいて、縦軸の生存率(パーセント)の表示を対数に↓

sv_per-to-log.gif

右が修正前の図。100%から、堅果の生存数の推移が示されている。
で、左が軸を対数表示にしたもの。

「生態学では常識やで~」とやんわり京都弁で、厳しく突っ込まれたのでありました。

この修正により、傾きがまさに減少率としてとらえられるってことか?
個数ではなく、割合(%)で作図していたので問題ないかと思っていたが…

ま、でもこのように変換した方が、7月での自家受粉処理および無授粉処理の堅果の急激な落下が、よく示されているように思える。

アドバイス、本当に感謝します。
岐阜大にきて、森林生態研と合同でゼミを行う意義は、まさにこういったところにある。
遺伝子バカにならないよう、こういった面での知識、大いに吸収せねば…

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コメント
この記事へのコメント
おひさしぶりです。

おおー
まさに二段階落果ってかんじですね!

クリでも似たような報告があって、
園芸学会雑誌?だったかに中村さんという方が書いてます。
読んだときには、付けたままなんて無駄なことやるのかな~
と、うちの親分と半信半疑で話をしたのですが、
本当みたいですね。

クリで網掛け(クリ風媒説を否定する実験)したときにも、
イガは、枝に付いたままだけど中身は空という状態でした。

適応的意義から考えると、クリのイガは緑色で
光合成器官でもあるらしいので、なおさら落とす意味は薄れる、
というのを考えたんだけど、コナラの場合はどうでしょう?
2006/09/15
(金) 21:37:37 | URL | 葵区出身の陽ちゃん #mQop/nM.[ 編集]
>陽ちゃん
お久しぶり!!

園芸学会誌ですかっ!それはチェックしていなかった…
やっぱ勉強不足。

はい!ブナもあの殻斗は光合成していると思います!
てなわけで、やつ等も、無駄果実を残しておいても問題ないのかもしれませんね。

一方、コナラのキャップは…
していないんかもね~。
多少緑色してる気もするが… 燐片の先は、赤茶色だし。。。
だから、要らんもんは落としてしまえと!!
で、その落とすタイミングは、資源的に無駄になる前やと。

クリのイガやブナのかく斗のように大きな器官を初めから持つ種においては、それを途中で捨てることは大きな損失になるのでは?
クリはともかく、ブナなんて、鼻から秋の収穫期と同じ位のサイズがあるし。。。
コナラの雌花なんて、授粉の時期でも直径2mm無かったり… 

こういった違いが、堅果生存の戦略に違いをもたらすのかもね~。

やっぱ植物、面白いです。
2006/09/17
(日) 16:31:14 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
お返事ありがとさんです。

いや~
園芸学会誌は、普通読まないと思います。
クリは果樹でもあるので、その点ラッキー、
と思いきや、英語でないので引用できないのが痛いところ。

去年の育種学会地区会の受粉実験の発表も論文にしてくださいね。
引用したいので。と、ちょっとプレッシャー。

落とすタイミングは、資源を費やして大きくする直前、
というのは納得です。クリでもそんな気がします。
クリやブナの殻のでかさは、光合成でカバーするとか。
非適応的でない形質は残るというのも面白いと思います。
そうだとすると適応度だけを指標にしているモデル研究にも影響を与えそうですね。

ブナやクリの殻に関しては、役に立っているのか、
ちょっと疑問です。哺乳類や鳥類に対しては役立ち
そうですけど、虫害が激しいので。(←そうか、だからブナは豊凶ありなのか?

殻なんていらん!と捨ててしまったのがコナラ属とマテバシイ属。
中間型なのがシイ属、ってところでしょうか。
日本における繁栄と種分化の激しさから見ると、
殻無し組が有利!

と妄想は尽きないのですが、この辺で。
また学会でお話ししましょう。
お騒がせしました。
ではでは
2006/09/17
(日) 22:18:58 | URL | 葵区出身の陽ちゃん #mQop/nM.[ 編集]
>陽ちゃん
ぬぉっ( ̄□ ̄;)!!
そんなとこからもプレッシャーが来るとはっ!!
てか、書くとしても、邦文誌かなと思っていたのに… モデルをきちんと作るか、近交弱勢遺伝子の共有数などを盛り込んだような話しが出来ないと、あのデータだけでまとめられる自信がありません(T_T)

虫害のコメントで思いついたんですが…
コナラとかはタンニンと言う効果的な防御術を手に入れたおかげで、堅果を覆う"カラ"を捨てることが出来たのかも。。。
ヒトが食べるにしろ、ドングリなんて、アク抜きせにゃなんともならんしね。一方、クリやブナなら、そのまま食べられる!!

さてはて、“カラ”を作るコストと、タンニンを蓄積する労力、どっちが大きい??
単純にバイオマス(堅果の大きさまたは乾重)でお話ししようかと考えていたんですが、しっかり成分を分け、Cというかカロリー換算した方がきっといいデータが取れるのかもなんて妄想してみたり…

ですね。
妄想だけならいくらでも出てきますから。
九州で飲み明かすのを、また楽しみにしておりますm(_ _ )m
もしくは、またコメントくださいな!!
2006/09/18
(月) 19:59:38 | URL | 燃海 #LfSnBEJ6[ 編集]
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