燃える雑記置き場
随分とブログから遠ざかっておりまして、閉鎖も念頭に入れてはいますが…いくつかのメモは残しておきたいところなので、もうしばらくお目見汚しを。
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狭いバケツの中に、小さな世界が広がっています。

樹冠??を構成するコナラの苗木と、下層植生にシダ、林床??にはコケが生い茂り…

生産者と分解者と…

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ほんと移植したシダ??も元気だし。

湿気のおかげか、昨年生えていた種類とおそらく同じきのこが、また生えてきたし。

眺めているだけでも飽きないです。

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あとは、蟲が来てくれれば??
"産土"とかはまだまだ先の話か…?
(蟲師5巻参照)
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久々のドングリ日記です。

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ベランダで生育している実生も、数が多くなってきて…
2005年、2006年の堅果、ごっちゃ混ぜになってきてしまったような?

まぁ、そんな実生たちですが、一部を除き元気です。

特に、広いプランターに移植させた実生たちは、もう二度伸びして…
北側に置いてある個体でも、一年生の実生なのに伸びてる。

DVC00054_070602.jpg 2006年の交配による実生in関。
▽Open more.
松山での生態学会から帰って来ました。

久々に大学にあがってきてみると…

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コナラの開葉が始まっていた…(T_T)
当年生実生(写真左)も、一年生実生(写真)も。。。

おいよいよい、まだ急かさんでくれっ!!

早く試験地に下見に行かねば?
まだ、来週には森林学会での発表が控えてるっちゅうにっ!!

来週は大変そうだ。

そうそう。
まぁ久々の研究室、やっぱりタバコ臭いことと、うちらの居ない間には他の部屋が全く動いてor片付いていなかったことは、ここでちょいと言及するに留めよう。
もちろん環境分散も大きいと思うが、同じ家系の実生でも、開葉のタイミングには大きなズレがある。

昨日から降り出した雪、積もりこそはしなかったが(雪化粧した程度。昼までにはほとんどが溶けた)。そして今日もちらつく寒い天気。

先日までの暖かさがウソのように…

ベランダのコナラ実生のいくつかは、冬芽がほころび開葉し始めている個体もいくつか見受けられる。

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開き始めたばかりの芽はまだ弱く、このような気候によって大きなダメージを受ける。今回のような雪ばかりではなく、晩霜害などの危険も。

それらを回避するため、開葉をずいぶん遅くすればよいかといえば、それは成長の期間を削ることになり、競争能力の低下を引き起こす。

要はバランス?

それと、個体内で(枝ごと)異なるタイミングで開葉を行うことや、それぞれの個体でも、個性を持つこと。

ベランダにいるコナラの中にも、寝ぼ助さんがいるんですよ。
彼らの芽はこのアクシデンタルな寒さの中、しっかりと芽鱗に包まれ、雪の寒さによる被害を免れたことだろう。
(もちろん、お寝坊さんは成長が遅いかもしれんが)

このように、種内に変異(多様性)を持つことが、その種としての成功をもたらすのかもしれない。

もちろんこの多様性とは、機能における(形態形質)多様性である。自分らが測る遺伝的多様性は多くの場合、中立マーカーを用いた、淘汰に中立であると言われる部位(locus)である。もっとも、多くの遺伝子座で解析すれば、機能とリンク(連鎖)した情報が得られるのであろうが。

現在ブナなどでは、EST内に存在するSSRを用いたマーカー分析が進んでいるらしい。もっとも、その多様性と表現型とがどの程度一致するかは分からんが。。。 

今後、そういったより機能が付随した、生育においてより意味のあるマーカー情報が蓄積されるのを期待する。

久々にドングリ日記です。

冬でも乾燥しない様に(特に今シーズン播種したドングリは)、ちょこちょこみずやりはしていたのですが。ゆっくり観察できるようになったのは、やはり暖かくなってきたおかげでしょうか?

さてはて、まずは小さなバケツ?に植えてあるコナラ…じゃなくて、その林床??に移植されたスギゴケの仲間?のご様子。

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胞子体ですかね。
ピントがうまく合わずになかなか見にくくはありますが、少し膨らんだ胞子嚢も確認できます。

この時期…というか、春が繁殖期??

う~ん、コケの生態も興味深い!


と、もう一件は、2006年の交配で得た堅果のご様子。

低温湿層処理を行い発根を確認した後、プランター(鹿沼+腐葉土の上に枯葉などによる被覆)に播種しておいたものですが…

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もう発芽しやがった!!!!

早いっつ~にっ。

ま、それだけ暖かかったと言うことでしょうが… 元気に育って欲しいものです。

ちなみに、この時期幼樹の冬芽はというと。。。

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まだまだ小さいままです。
寒くなりましたね。
ベランダに置いてあるコナラ実生の鉢もやっと色づいてきました。

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ま、ベランダに置いてあるってせいか紅葉黄葉が進むのがかなり遅めですがね。

それでも、同じ場所に置いてあるミズナラ(谷川岳標高800m付近産)の実生(2年生?)と比べると、コナラの落葉の進行はかなり遅い。

撮影は先々週ほどだが、下の2枚は同じ時期に撮影されたもの。

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左:コナラ 右:ミズナラ

現在ミズナラは完全に落葉している。

鉢が違うので、環境が同じだとは言えないのですがね。
それでも、フェノロジーに差がこんなにも生じるのは面白い。

ミズナラはコナラよりも寒い地域に分布し、その地域の落葉は早い。山が標高の高い場所から徐々に色づいていくってことですね。

さて、これを同じ環境で生育させたら?
多くの研究も示しているように、高標高産の個体の方が落葉が早い、その生育地の形質を維持するんですね。もちろん順化も起こりますが、黄葉のタイミングと言うものも、遺伝的に固定されているようですね。

ミズナラは、遺伝的にも落葉が早い種ということですな。

懐かしいわ。
卒論の頃の研究を思い出す。
マップ+QTLで候補遺伝子を…ポプラで行われたような実験、コナラ属でも行ってみたい。

それともう一点、面白いのが、実生は成木に比べて落葉が遅いと言うこと。
このような成木と実生のフェノロジーのずれは、開葉においても見られる。
上層木の開葉が始まる前の陽だまりの林床、そこではすでに当年のまた若い実生の開葉が始まっている。

この原因は?
実生の方がその年のパイプをすぐに使用可能だからか?
地上数センチのパイプを繋げる時間と、十数メートル伸ばす時間の差??
もしくは、暖められやすい地際と、樹冠部との環境の差??

原因はわからんが、このずれが実生にとって有利に働いてることは容易に想像付く。

林床が上層木によって被陰される前にせいいっぱい稼ぐ、スプリング・エフェメラルの植物たちのような… そんな適応的な意味があるのかも。

秋の落葉が遅いことも、それと同じ意義が感じられますがね。
一方の原因についてはなかなか思いつかない。

加藤さんのD論、しっかり読んでみるべしかな。
ベランダに物を置くのはやめましょう。
特に燃えるものは。
そうでなくとも、非難経路の妨げになるような無いよう、配慮すること!!

さて、うち(7階)のベランダは?
・・・

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夏、真っ盛り!!(^^)v ヲィ、喜んでる場合か?

あぁ、ま、どうしようもないっすね。苗畑は少し遠いから、毎日寄る気は起こらん。何とか歩く場所は確保してあるわけで、いざとなったら踏み潰してもらって構わんし。(言い訳)

と、これがなーなーな大学の実態です。

それらはさて置き(やっぱテキトーだよな)、この森?の中で、またカタバミの花が咲きました。

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かわいいやつです。
でもこの時間にはもう花を閉じてしまった。
また明日開くのか?? というか、これは風媒花??虫媒花?? 後者だとしたら、こんなトコ(7階)にポリネーターなんか来ないぞ? 後ろに結実したサヤが見えるので、受粉はしているようだ。風媒か、もしくは自家和合性なんですかね~。

コナラの鉢、もとい、ビニポット内、敢えて抜かずにおいたカタバミ。

花が咲いていたので写真を。DVC00058_060624.jpg

DVC00059_060624.jpg コナラとカタバミの競演?

サイズのアンバランスから来るものか…
なかなか不思議な世界です。

ちなみにこのカタバミ、花色が薄紫。
外来のムラサキカタバミか?

--6/25の追記--
と思ったら、隣の草(葉の形が違うヤツ)の花でした。完全に間違ってました。込み合った鉢だもんで(^^ゞ
カタバミには今日になってつぼみが付きました。

テーマ:つれづれ。 - ジャンル:その他

人は世界を見ようとするとき、一つには遠くを見る。

双眼鏡、望遠鏡、宇宙の遠くまでを見つめ、その世界を知ろうとする。
(ちなみに、宇宙を見る場合、距離的な遠さのみならず、時間的にも遠い世界を見つめている)

一方で、ごくごく小さな世界をのぞくのもまた、世界を知る一つの方法であったり。
顕微鏡等を用い、マイクロからナノレベルまで。

自然界を知る方法も、このアップスケールとクローズアップとに分けることが出来る。
広いし視点から、つまり地球レベルでの生態系を見てみるというのはその前者に当るのだが、では後者は??

簡単に言えば、箱庭ですよ。またある人はアクアリウムと言うかもしれませんが。半閉鎖的な環境下における、自然の振る舞いを見ることによって、地球規模の生態系の関連を推し量ろうと。

ココまではポケ~って考えていただけのこと。別にたいしたことはない。自分の実験、盆栽を使ったら楽なんかな~ってのが、紆余曲折してこんな発想に至ったわけです。

そう、盆栽見たく、ミニチュア樹木なら、人工交配とか楽そうだし(^-^)?? 実験室内で栽培管理も容易。ったくね~。それなら鼻から草本使って実験しろよってね!

さて、冒頭はこんなもんにしておいて…
本題。

どうぞ、私の小さな世界をご覧下さいな!

DVC00057_060601.jpg かわいいでしょ~(^-^)

3年生のコナラの実生です。鉢は上の径10cm、高さ10cm程度のもの。
林床?には苔を配してみました。

先日の湿気で、なんかのキノコも生えていたし。

DVC00058_060601.jpg

でも、翌日には消失! ナメクジか何かに被食されたか!?

7階の北向きのベランダという環境にあるこんな小さな鉢にも、小さな世界が回ってるんです。
数日空けただけかと思っていたんですが…

帰ってきてみれば、前の記事に書いたドングリ、何個体も開葉しておりました(*o*)

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みんな窓の方に向かって。
木化していない分、光屈性が強く出るようですね。

展開しきった葉は多くの場合、水平よりもさらに反った感じになります。(写真内の一番奥の個体のように)
今までは野外で開葉を観察していたため、この反りはまだ防御機構を持たない幼い葉が、(陽を受ける角度を調整することにより)春の強い日差しを避けていると思っていたけど。
このように暗い(そんなに明るくない)室内においても同じように展葉した葉が反るということは、それが主要な原因ではないのかも?
例えば、同じく幼い葉柄は、急激に成長する葉に対し、支える力を得るのが追いつかないために、この様に垂れ下がってしまうとか。

どうなんだろうね~(^-^)?

今回室内で開葉させたことによって、強光に対するメインの防御機能は、色素系にあるのでは?と感じた。
そう、野外で生育させた実生は、かなり赤色の色素を蓄積している(葉にも茎にも)。これらが他の植物でも見られるような光防御機能を担っているのかもしれない。

DSCF0010.jpg 2001年4月 静大苗畑にて撮影

この赤色、何だろね~。
ロドキサンチン?いやいや、アントシアニンか?
何処かに調べた研究ありそうなんだけど…
捜索してみますか。


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